この3連休に, 実家に帰ってきた. 改築が始まるから.
改築をするからという事だけで, わざわざ, 帰省する人も少ないだろうけどネ.
なぜ帰ったかというと, この家みたいに, 築150年近くを経た家の屋根裏は,
この先, 死ぬまでに, 見る機会は得られないと思うから.
だから, 一度だけでも入って, 目に焼き付けておきたかったわけ.
それから, 自分の育った家を, 最後に見ておきたかったから.
もの悲しいとき....
とはいうものの, 手を入れなければ, もうそろそろ持たなくなるのは間違いないので,
浸ってるだけじゃダメで, 前に行かなきゃね.
子供の頃に, 屋根裏のあがり道をちょっとだけ覗いた事があるが, そこは,
前の改築で作られた, 天井の部分を見ただけだった.
実際の屋根裏は, その天井板から5, 60センチ上に入り口があった.
初めて入った屋根裏は, そんなにほこりっぽくはなかった. 蜘蛛の巣は, 埃まみれになって,
何とか垂れ下がることが出来ているという程度.
昔, 子供の頃に, 白い蛇が屋根から顔を出しているのを見たことがある.
自分が屋根裏に上ったときには, 既にいなくなっていたが, 実際に蛇はいた. (写真で見た)
白じゃなくて, 普通の蛇だったけど.
屋根は藁葺き. 麦わらで出来ていて(修復されたと思われる一部は, 稲わらかも?),
隅っこに, 修復用と思われるわらが積み上がっていた.
屋根裏の床は, 土を薄くひいてある. 2, 3センチ? が, ぱっと見ると, コンクリのように見えるくらい
かちかちに固まっていた. その下は, わら. だから, ところによっては, 足下がふにゃふにゃする.
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