早速見た.
http://www.nhk.or.jp/professional/
今回は, 第一回目で"リゾート再生請負人" 星野佳路 さんの話.
「"信じる力"が人を動かす」というサブタイトル.
非常におもしろかった. すごく勉強になった.
そこで, 今回のキーワードをいくつか拾ってみた
- 主人公は君たち(社員)だ
- 社長は偉くない
- 決めるのは,
社長社員 - どうしますか
- 任せれば, 人は楽しみ, 動き出す
うちの職場で, 部長が若い連中によく言っている言葉のひとつに.
"(サービスなどについては)私達(経営陣)が決めるのではなく, 社員がきめる"
"相談を持ってくるのではなく, 結論, もしくは, 決めかねるのであれば案を(複数)持ってこい"
初めて聞いたときは, いいことを言っているなと思ったし,
今回の星野さんと同じようなことを言っていると思う.
でも, そういうことって, 言うは易く行うは難しで, うちの職場では実現していない.
現場で決めたことを持って行っても, 部長が気に入らなかったら, "ありえない"の一言で
その結論に至った経緯も聞くことなく, 一蹴される.
今日も, (俺としての)仕事始めだというのに, さっそく同僚からの部長についての
文句を聞かされてしまった. 彼らにそういう思いをさせないようにするのが俺の仕事なのかも....
"任せれば, 人は楽しみ, 動き出す"
これは実感している. 最近, 今まで自分一人でやっていたことを同僚に任せるように
しているが, 任せている人は, 自分でいろいろと試行錯誤しながら, ちゃんとやっている.
横で見ていても, 嫌々ながらやっているという感じがないから, 任せてよかったのだろう.
ほかにも, いろいろと思い出すことがあるが, また別の機会に.
彼は, モチベーションを上げるのがうまいと取材を受けた女性が言っていた.
本人曰く, 人をしかることがあまりないとのこと.
山本五十六元帥の言葉のようだ.
やってみせ, 言って聞かせて, させてみせ, ほめてやらねば, 人は動かじ.
その他の彼の特徴
書類はもらわない: あとで読み返すことがないので, 電子データ以外はもらわない
どうすれば, モチベーションが上がるのだろうか.
まず, "任せれば, 人は楽しみ, 動き出す"を中心として, プロセスを大事にする.
トップダウンで指示するのではなく, みんなで決めることで, 嫌々ながらではなく,
積極的に人を動かしているのだろう. それとともに, みんなで考えることで
各自が成長できる.
それから, テクニック的な部分.
ミーティングで, 意見が出ない状況になったシーンがあった.
打開策として, チーム(二人くらいか? はっきりとは不明)を作り, 模造紙に書かせる.
そして最後に, 発表させることで, 意見を出せる雰囲気を作る.
たしかに, ただ単に集まっているだけでは, 誰かが意見を出してくれるだろうという
甘えが出るが, 少人数のチームで成果物を要求されれば, 各自が動く.
また, プレゼンテーションの場で, クイズ形式をとることで, 聞いている人を
引き込む技術も勉強になった.
星野さんの考えるプロフェッショナルとは, "常に完璧を目指そうとしている人"
完璧になることは障害あり得ないだろうけど, それを淡々と目指していくことが大事
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