2021/05/17

Windows10のRDP接続時の高速化メモ

RDPで接続した先のPCは十分早いのだが、キー入力や画面の動きがついてこないことを回避するための設定を探したので、メモ。

キーボードの入力時の待ち時間をなくす 

Win+Rから「ファイル名を指定して実行」で「control keyboard」を実行するか、スタートメニューを開いて「キーボード」と入力して「キーボードのプロパティ」を開く。

「速度」タブの「文字の入力」にある「表示までの待ち時間」と「表示の間隔」を、最短/最速にする。



パフォーマンス オプションの設定

Win+Rから「ファイル名を指定して実行」で「SystemPropertiesPerformance.exe」を実行するか、スタートメニューを開いて「パフォーマンス」と入力して、「パフォーマンス オプション」を開く。

※ スタートメニューから「設定」ー「システム」ー「詳細情報」の「関連設定」に出てくる「システムの詳細設定」や、コントロールパネルの「システム」からも、パフォーマンスオプションを開くことができるが、この場合は、特権昇格(UAC)が発生するので、一般ユーザでは開けない。一般ユーザで開くには、パフォーマンスオプションを直接開く必要がある。

「視覚効果」タブで、一旦「パフォーマンスを優先する」を選択し、「スクリーンフォントの縁をなめらかにする」のみにチェックを入れて、「適用」する。


なお、この設定は、RDPクライアントの接続時の設定で上書きされると思う。


リモートデスクトップ接続の設定

リモートデスクトップ接続の「オプションの表示」をクリック。



「画面」タブの「画面の色」の設定で、「High Color (15ビット)」などのビット数の少ないものを選ぶ。何回か接続してみて、許容範囲の色合いを確認する。下記例は16ビットにしている。

※ 「リモートセッションですべてのモニターを使用する」にチェックを入れると、RDP接続元PCが複数画面を持っている場合、その画面を全部使うことができる。



「エクスペリエンス」タブの「パフォーマンス」の設定は「接続品質の自動検出」が標準で選ばれているが、「モデム (56 kbps)」を一旦選び、「フォントスムージング」のみにチェックマークを入れる(それでも遅かったら、フォントスムージングのチェクも外す)



他にも見つけたら、随時追加していく

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