6月頭に来た台風の影響で、折れて地面に落ちてしまった桜(ソメイヨシノだと思っている)の枝を拾ってきた。これを挿し木して育ててみようと思う。
3月末に、桜のヒコバエの先や、花屋のアレンジメントに入っていた桜の枝の中から選んだ元気な枝に、ルートンをつけて赤玉土に挿して育ててみた。まだ寒い時期だったので、日中は概ね人がいてファンヒータがついているリビングで育てていたが、全滅だった。
そこで、今回は、水挿しでやってみることにした。使用したのはメネデール。プラスチックの紙コップに半分くらい水を入れ、メネデールる1mlくらい溶かしたところに、枝を入れておくことにした。
拾ってきた当日は、葉っぱに泥がついていたりちぎれていたりして、どれが元気そうな枝か見分けられなかったので、とりあえずバケツに水を張って入れておいた。翌日、それを洗いながら、仕分けと剪定。
1本だけ、60cmはある枝は先の葉っぱまで元気だったので、この枝は間引くものの、そのままやってみることにした。それ以外は、枝の状況にもよるが、8cm~15cmくらいの長さに切った。切るときは水の中に入れた状態で水切り。
葉っぱは、よほど小さな葉でない限り、3分の1くらい残してハサミで切断。これは、葉からの蒸散の量を減らすため。
挿し木にする枝は、その年に延びた若い枝が良いらしいが、そもそも桜、特にソメイヨシノの挿し木は成功率が低いとのことなので、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式で、球数を増やすことを優先し、生きている枝は全部対象にした。
水に入れて10日ほどすると、枝の数本から根が出始めているのを発見。
このまま、メネデール溶液に入れて様子を見ることに。ちなみに、溶液は2~3日に1回は交換しており、直射日光が当たらないようにしていた。
溶液の交換の際に、葉っぱが枯れて落ちてしまったり、枝が乾燥してしまっていたりして、根が出る気配がが無いものを順次減らしていった。水に入れてから20日後には、短く切った枝は、根が出た3本だけになってしまった。
驚いたことに、大きなまま残した枝からも根が出た。この枝はどう見ても今年育った枝には見えないくらい立派なので、前年とかに育った枝でも挿し木は成功するのかもしれない。
6月27日に、種まき・挿し木用の土に植え直した。ネットの情報では、最初は腰水しておくと良いとのことだったので、メネデール水溶液で腰水をしていた。しかし、7月3日時点で大きな枝は葉が落ちてしまい、小さな枝も葉が枯れ始めてしまった。
土が合わなかったのか、腰水をしないほうが良かったのか、それとも、もっと根が出てくるまで待てばよかったのか。研究が必要だ。
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