人をうまく使うには, うまく使われなければいけないとどこかで読んだ.
そうすることで, 使われている人の気持ちがわかる.
ソムリエのどなたかが, 海外での修行中に, 良くなくて, お客に出せなかったワインを
自分で飲むことで, なぜ良くないのかを勉強したという話を聞いたこともあるが,
それも同じこと.
今の管理職クラスの人は, 人を使うのが下手という記事をどこかで読んだ.
彼らが若いときに管理職にあった人は, 戦争を経験した人たち.
戦場では, 上官の一言の命令で, 兵士の命がなくなった.
自分の一言が, どれだけの重さを持つのかを十分に理解していた(せざるを得なかった)
ため, 無理難題をふっかけることはなかったからというのが, その記事の論理.
それは確かにあると思う.