2005/12/14

linuxコンソールで日本語表示

うちではサーバとして使うLinux機には, Xを入れないポリシーなので,
コンソールをframebuffer対応にして, jfbtermを入れるだけでは,
日本語が表示できない.

メンテナンスなどはすべてリモートからするので, 日本語が表示されなくても
問題はないが, 所用によりコンソールに日本語を表示させる必要がでた.

なので, その方法をメモ.

Kernelの構築の際に, framebufferを有効にしておくことは前提.
emerge -uD jfbterm

ここで, /etc/jfbterm.confに使用するpcf形式のフォントを書き込む.
しかし, XをインストールせずにインストールできるフォントはTrueType(ttf)ばかり.

そこで, cygwinのxorg-x11-fntsから,
8x13-ISO8859-4.pcf.gz
8x16rk.pcf.gz
8x16.pcf.gz
jiskan16.pcf.gz
を拝借.

今回, jiskan16.pcf.gzについては.....

フリーで使えるJISX0213(所謂第3,4水準漢字)用bdfフォントを(勉強がてら)
使用することに...

フリーで使える日本語フォントは....
(X11 を中心とした)フリーの日本語ビットマップフォント一覧
http://khdd.net/kanou/fonts/x11bdfs.html

にいろいろ載っている. 今回は, その中から
"JISX0213(所謂第3,4水準漢字)用bdfフォントのページ"
http://www12.ocn.ne.jp/~imamura/jisx0213.html
を利用させていただく.

bdfからpcfへの変換には, cygwinのxorg-x11-binに含まれているbdftopcfを使う.

zcat src/jiskan16-2004-1.bdf.gz | bdftopcf.exe -o build/jiskan16-2004-1.pcf

以上のフォントを, /usr/share/fonts/misc/以下におく.

そしてjfbterm.confを変更.
fontset : jisx0213-2000-2,pcf,L,/usr/share/fonts/misc/jiskan16-2004-1.pcf.gz
+fontset : iso646-1973irv,pcf,L,/usr/share/fonts/misc/8x16.pcf.gz
+fontset: ansix3.4-1968,alias,L,iso646-1973irv
+fontset: jisc6220-1969roman,pcf,L,/usr/share/fonts/misc/8x16rk.pcf.gz
+fontset: jisc6220-1969kana,alias,R,jisc6220-1969roman
+fontset: iso8859-4,pcf,L,/usr/share/fonts/misc/8x13-ISO8859-4.pcf.gz
#+fontset: jisc6226-1978,pcf,L,/usr/share/fonts/misc/jiskan16.pcf.gz
+fontset: jisc6226-1978,alias,L,jisx0213-2000-2
+fontset: jisx0208-1983,alias,L,jisc6226-1978

その上で環境変数LANGをja_JP.eucJPにしておき, jfbtermを起動させる.
LANGをCにする場合, jfbterm.confにて,
encoding: EUC-JP
としておく.

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